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バイオガスプラントは、設置目的や環境条件で構成プロセスが変わってきますが、 基本システムフローは以下の通りです。
乾式バイオガス・プラントの中心となるメタン発酵槽は、 酸素の無い環境下(嫌気性)で発酵させます。 メタン発酵の種類は、発酵温度による区分で中温発酵(35℃付近)です。 原料のバイオマス固形物濃度は、40%程度の固形物に近い状態で発酵させる乾式発酵です。
ドイツ・ミュンヘン動物園
バイオガスは、メタンと二酸化炭素が主成分で、メタン濃度が55〜70%程度あります。 残りの大半が二酸化炭素ですが、ほかに硫化水素を100〜500ppm程度、アンモニアを数ppm程度含みます。 これらのガス濃度は、原料のバイオマスの性状に依存します。
バイオガスの発生量は、原料であるバイオマスの種類によって大きな違いがあります。 食品廃棄物は、家畜排せつ物に比べるとバイオマス1t当りのガス発生量は多くなります。